レクサプロの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。 ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。 レクサプロ錠10mg


(1)精神症状:失見当識や錯乱といった意識障害や、不安・焦燥感や落ち着きのなさ、軽躁状態などが特徴的。
(2)神経・筋症状:健反射亢進やミオクローヌス(筋肉のピクピクとした細かいけいれん)、筋強剛、振戦、失調など。
(3)自律神経症状:発熱、下痢、発汗、頻脈、血圧不安定など。


性欲や射精障害などの性に関する副作用は医師にも相談しづらい事から、放置されるケースが多発しているのです。 レクサプロの主な副作用

2008年大分大学医学部卒業。現在、品川メンタルクリニック院長。精神保健指定医。

酵素誘導を起こして薬物代謝を促進し多くの薬物血中濃度を下げることがあります。
まれだが重篤な副作用としては発疹があり、重症化するとスティーブンス・ジョンソン症候群と呼ばれ、肝障害などの全身症状をきたします。発疹が出たら早めに中止します。

③バルプロ酸(バレリン、セレニカ)
全般性発作を伴うてんかんにおいて第一選択薬となる抗てんかん薬。
リチウム無効例にも有効。
急速交替型、混合状態や不機嫌な躁病に有効と言われています。
気分安定薬の中では比較的副作用が少ない。

④ラモトリギン(ラミクタール)
抗てんかん薬として開発され、後に双極性障害のうつ状態の再発予防効果が確立し、うつ状態の急性期に対する作用も示唆されています。
まれだが重篤な副作用としては発疹があり、重症化するとスティーブンス・ジョンソン症候群と呼ばれ、肝障害などの全身症状をきたします。発疹が出たら早めに中止します。

(2)抗精神病薬

副作用の観点から非定型抗精神病薬の方が望ましい(抗精神病薬の項を参照)。

SNRIは飲んだこと無いけどレクサプロは四環系より副作用もマイルドだと思う

12種類の新規抗うつ薬の大規模比較試験。結果については議論のあるところですが、有効性(治療反応性)と受容性(治療継続性:副作用が少なく中断率が低い事)からみた使いやすさの順位は、1位:エスシタロプラム(レクサプロ)、2位:セルトラリン(ジェイゾロフト)、3位:ミルタザピン(リフレックス、レメロン)、4位ミルナシプラン(トレドミン)・・・となっています(有効性ではミルタザピン、受容性ではエスシタロプラムが1位)。

レクサプロ投入。今思えば、不安な気持ちは減ったような気はする。効いてきたかな。
レクサプロって実際どうなんだろ。
副作用なのか、どうやら三大欲求の一つの性欲はほぼ消え去ってしまったようだw

副作用はレクサプロと比べてどうでしょう? レクサプロから変更になった方が ..

レクサプロによって性機能障害が生じる理由としては、セロトニン2A受容体作用や抗α1作用が関係しているといわれています。

レクサプロ服用始めてから、体重増加が凄い…3kg増加ですが、食欲も止まりません。
でも最近食べる量減らしたが、体重が上がってくばかり。これって副作用なんでしょうか…

射精障害;; 乳房の柔らかさまたは肥大。 性欲減退のようないくつかの副作用は、治療の中止後も続く可能性があります。

レクサプロの服用と副作用・感想など

副作用は評判どおりの吐き気と眠気

まずは単剤で十分量・十分期間投与する事が基本ですが、必要に応じて薬剤を追加します。
抗うつ剤の単剤で効果が不十分な場合、①抗うつ剤の変更、②抗うつ剤の併用療法、③増強療法、の選択枝があります。増強療法は短期間で効果が発現するという利点があります。
当院では、なるべく抗うつ剤は単剤でうつ病、不安症のいずれに対しても十分な効果を期待できるベンラファキシン、ボルチオキセチンを第一選択とし、非定型うつ病にはセルトラリンを第一選択とし、抗うつ効果が不十分な場合に増強療法を選択するようにしています。


○6~11 歳の大うつ病性障害のある人がこの薬を飲んだ場合、有効性が確認でき ..

2.精神病症状を伴う→抗精神病薬を併用。

3.重症で休職を要する→ノルアドレナリンにも作用する薬剤でないと寛解しにくいとも言われている為、SNRI、ミルタザピン、ボルチオキセチンを単剤または併用。

4.不安障害を背景にもつ→不安障害も治療する必要がある為、まずはSSRIを主剤とし、抗うつ効果が不十分ならミルタザピンまたはミルナシプラン(中高年男性では尿閉に注意)を追加。または最初からベンラファキシン、ボルチオキセチン単剤。
(1)若年男性→性機能障害の少ないエスシタロプラム、またはフルボキサミン(併用薬剤に注意)を主剤。
(2)若年女性→若年女性に有効率の高いセルトラリンを主剤。
(3)(1)または(2)で不安障害に対する効果が不十分→パロキセチンに変更。

5.非定型うつ病→セルトラリンを主剤(Stephen M.Stahl)とし、抗うつ効果不十分ならミルタザピンを併用、気分の波、怒り発作、不安抑うつ発作にはバルプロ酸200~400mg、鉛様の麻痺にはブロナンセリン2mgを併用。

6.老人→老人のうつに多い不眠、食欲低下、不安、焦燥に有効で、投与初期の副作用である眠気等が老人では出にくいミルタザピンを主剤。妄想や認知機能の改善を期待する場合にはフルボキサミンを単剤または併用。

7.上記以外の中等症のうつ病→ノルアドレナリンにも作用する薬剤でないと寛解しにくいとも言われている為、SNRI、ミルタザピンを単剤または併用。
1.~3.は精神科での治療が必要ですが、4.~7.はプライマリケアでも治療可能と思われます。

レクサプロ (エスシタロプラムシュウ酸塩) 持田 [処方薬]の解説、注意

精神保健指定医/日本医師会認定産業医/日本医師会認定健康スポーツ医/認知症サポート医/コンサータ登録医/日本精神神経学会rTMS実施者講習会修了

【主な副作用・毒性】消化器症状,痙攣,SIADH,セロトニン症候群,QT 延長 ..

レクサプロの副作用で最も多いのは、胃腸症状になります。承認時の臨床試験では、

α1受容体遮断 → 体位性低血圧、射精障害エピネフリン(ボスミン)併用は原則禁。 ..

レクサプロの分類されるSSRIは、飲み始めの数カ月は痩せる方向に行くことが多く、その後は太りやすい傾向にあることが報告されています。

三環系抗うつ薬のような抗コリン性の副作用や、心毒性、鎮静作用が少ない。

・日本精神神経学会認定 精神科専門医
・厚生労働省認定 精神保健指定医
・日本医師会認定 認定産業医
・厚生労働省認定 麻酔科標榜医
・日本麻酔科学会認定 麻酔科認定医(2017年~2022年迄)

26)社会不安障害に対する長期投与試験(レクサプロ錠:2015年11月20

③イフェクサーSR(ベンラファキシン):
デュロキセチンよりも更にセロトニン優位で、投与後まずセロトニンの効果が発現します。
アメリカではうつ病以外に強迫性障害を除く全ての不安障害(全般性不安障害、パニック障害、社交不安障害)の適応となっています。
脳内移行が強い→末梢性の副作用が少ない。
高度の肝障害・腎障害には禁!

これらは、抑うつ症状や薬の副作用による性欲低下が主な原因です。 EDの症状は ..

(4)SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)(ミルナシプラン(トレドミン)、デュロキセチン(サインバルタ))、イフェクサーSR(ベンラファキシン) 三環系抗うつ薬と同等な抗うつ作用を持つ。
SSRIに比べると、効果発現が少し速く、1週間以内に効果がみられ、2週間後は効果が少しずつ高まってくると言われます。
三環系抗うつ薬のような抗コリン性の副作用や、心毒性、鎮静作用が少ない。
ノルアドレナリン特有の副作用→排尿障害、頻脈、血圧上昇

後観察期において発現率が 10%以上の副作用は認められなかった24)。 LSAS ..

なかなか相談しにくい副作用であり、診察時にも私も積極的に確認をしないこともあります。しかし、性機能障害が生じると日々の生活のQOLが下がります。遠慮せず、診察時に相談をしてください。

24) 社会不安障害に対する長期投与試験(レクサプロ錠:2015 年 11 月

④エスシタロプラム(レクサプロ):
セロトニンに対する選択性が高い。
脳内移行が強い→末梢性の副作用が少ない。
「アロステリック作用」により、作用部位であるセロトニン・トランスポーターに長時間結合(結合半減期130時間)→効果が強く持続し、離脱症状が出にくい。
初回投与量のまま増量不要。
女性に対する有効率がセルトラリンに次いで高いとのデータがあります。
ヨーロッパではうつ病以外に全ての不安障害の適応(スウェーデンでは月経前不快気分障害(PMDD)にも適応)となっています。

【精神科医監修】抗うつ薬を解説【目的効果・種類・副作用とは?】

③セルトラリン(ジェイゾロフト):
ドーパミンにも作用→非定型うつ病に対する第一選択薬(Stahl)との記載もあり。女性に対する有効率が高いとのデータがありますが、非定型うつ病の7割が女性である事が要因とも考えられます。
半減期が長く、代謝産物も活性をもつ→退薬症状が出にくい。
アメリカではうつ病以外に全般性不安障害を除く全ての不安障害(パニック障害、強迫性障害、社交不安障害)、PTSD、月経前不快気分障害(PMDD)の適応となっています。

副作用は、10mg投与群では傾眠15.0%(18/120例)、

レクサプロは、セロトニン2A受容体を刺激します。これによって深い睡眠が妨げられてしまって、睡眠が浅くなってしまいます。

全般性不安障害でレクサプロ10mgとロフラゼプ酸エチル0.5mgを寝る前に1回と ..

観察期及び後観察期の副作用は、92例中74例(80.4%)に281件認められた。主な副作用は、傾眠28例(30.4%)、悪心22例(23.9%)、頭痛18例(19.6%)、浮動性めまい14例(15.2%)、倦怠感13例(14.1%)、便秘、口渇がいずれも11例(12.0%)、胃不快感9例(9.8%)、不眠症7例(7.6%)、下痢5例(5.4%)、射精遅延、射精障害がいずれも2例(5.3%)であった。投与8週までに発現した副作用は、92例中59例(64.1%)に119件、投与8週以降に発現した副作用は、85例中36例(42.4%)に112件であった。発現率10%以上であった副作用は、投与8週までに傾眠(22.8%)、悪心(16.3%)が認められた。重篤な副作用は、エスシタロプラム20mg増量例75例中3例(4.0%)に4件(血中カリウム減少が2件、血中ナトリウム減少、錯乱状態が各1件)認められたが、エスシタロプラム10mg維持例(17例)では認められなかった。投与中止に至った副作用は、エスシタロプラム10mg/日維持例で3例(17.6%)に4件(傾眠、躁病、悪心、倦怠感)、20mg/日増量例で2例(2.7%)に2件(尿中蛋白陽性、激越)認められた。

SSRIなどの抗うつ薬が性欲低下・性機能障害を引き起こすって本当?

レクサプロの副作用は効果が出る前にあらわれることがあり、危険な副作用としては、25歳未満での服用は注意すべきであり、自殺衝動を誘発する可能性もあります。他にはてんかん発作や躁状態の誘発が危険な副作用として上げられます。